少し前にクルミアレルギーが治った話をしたと思います。
卵アレルギーなどがあって、それらはどんどん治ったのですが、クルミがクラス2で除去してました。
クルミは負荷試験をされないことも多いですが、負荷してみないと食べられるかどうか分かりません。
2年前に負荷試験をしてみると、2、3g食べたところでアレルギー症状が誘発されてしまいました。日頃から0.1gは食べてもらいたいと思っていました。
その1年後、再度負荷試験をやってみると、クルミ1/2個程度は食べられることが分かりました。この時のアレルギー採血は、クルミはクラス1でした。
更に1年後。もう少し食べられるはずと負荷試験をやってみると、5個食べても何も起こりませんでした。2年前は、負荷試験の途中で症状が出てしまったにも関わらず、目標であった5個をクリアしてしまいました。この頃のアレルギー採血では、クルミは0になっていました。
クルミの値がクラス2から0に下がったから、食べられるようになったのではなく、この足掛け2年の間、結構な頻度でクルミを食べていただいておりました。食べ続けることで、クラス2が0に低下してくれたんだろうと思います。
この辺りからも、食物アレルギーは除去ではなく、食べることが重要なんだということが伝わってくるのだろうと考えています。