小児科 すこやかアレルギークリニック

クリニックからのお知らせ

病院からのお知らせ

3密を避ける
2020年04月27日 更新

ゴールデンウィーク(GW)が迫ってきました。

でも、多くの方がそうでしょうが、ワクワク感が全くありません。テレビで「GW」は“がまんウィーク”の略だと言っていました。まさにその通りって感じです(汗)。

新型コロナウィルスで、医療界は大変です。

大変なのは、地域の拠点となる病院で、新型コロナウィルスにかかった患者さんに対応する役割を果たす責任を任されています。

全国ニュースでも報道されていますが、いくら重装備で感染しないように心掛けていても、もらってしまう可能性はあります。院内感染といって、医師や病院スタッフがクラスターの原因になったりします。

その点、開業医は、検査もできないし、診ることも許されていないと言えるのだろうと思います。

巷で言われている、37.5度以上の熱は4日以上続くとか、息苦しさを感じるとか、注意すべき症状のお子さんを診たら、保健所に連絡する覚悟はありますが、今のところ、そういった患者さんには遭遇していません。

でも、小児は感染していても、典型的な症状は出ないことが多いようで、私が普段何気なく診ている患者さんが感染している可能性もなくはありません。

症状がないのなら、気をつけようがないと言えます。強いて言えば、必要があって受診されている患者さんを速やかに診察を終わらせ、待合室も含めて「3密」を避けることでしょうか?。

通常の診療は、幸い受診者数がやや減っていることもあり、待ち時間も短くなっています。それは、こちらもホッとしているところです。唯一、負荷試験は時間をかけて経過をみる必要があります。

以前も触れましたが、負荷試験は不要不急だとは考えていません。逆に、少しでも早く負荷試験を行い、食べられるものは自宅で食べ続けていただく必要があろうかと捉えています。

1日2件ほどに絞り、体調が良く、必要最小限の人数しか負荷試験の部屋に入れないように配慮しているつもりです。体調の悪い人は、時間帯を別に設けて診療しています。

もちろん、問題があれば見直しますが、こんな感じで配慮しながら、アレルギー診療に努めていくしかないのかなぁと考えております。