GWが明けました。
今はまだ緊急事態宣言の最中であり、当院も負荷試験を3密に気をつけながら制限していますが、大流行ではない地方では、今後はゆっくりと解除の方向に向かうと思われます。動向を見ながら、元通りに戻す方向で考えたいと思っています。
負荷試験って、ほぼ全例が「これくらいなら食べられる」と捉えていただけるため、ほとんどがハッピーの方にもっていけると考えています。
ですから、やっているこちらも楽しいし、やり甲斐があると思っています。負荷試験がない水曜や土曜はちょっと悲しいですね。
先日、突然のアレルギー症状で緊急受診された赤ちゃん。採血結果から卵、乳、小麦どれもアレルギーがありそうです。どれも負荷試験をやり、食べさせていく必要があると説明していました。
そして、小麦の負荷試験を行いました。ちなみに、小麦はクラス5。数値的にはかなり高いです。
今回の原因は、摂取状況から小麦の可能性が高いと考えています。この場合、小麦を多めに摂らせてしまえば、アレルギー症状が誘発されてしまうと思います。
なるべく症状を起こさないようにして、確実に食べさせ、前進していく方法をとろうと思っています。太めのうどんを1センチ食べられることが分かりました。
最近は、これくらいで十分と分かれば、無理をしないようにしています。家でも同程度、食べ続けてもらおうと思っています。
小麦は、早期から食べさせていくと、どんどん治っていくので、来月また小麦で負荷試験の予定です。GW明け、上々の滑り出しだと考えています。