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遺言
2020年08月19日 更新

今日は、ちょっと変なタイトルになってしまいました。

少し前に、知り合いのドクターが病気で急死されました。とても優秀な方でした。

医師は、敢えて言えば大して努力していなくても、続けられるものです。その先生は、学会でも見かけることもあったし、努力されているのは分かっていました。

きっと、やりたいこともあっただろうし、もっと生きたかっただろうし、とても無念に感じているのだろうと思っています。

何年か前のことですが、私の専門分野で有名な先生が、交通事故死されたこともありました。事故なり、急病はいつ自分に降りかかってくるのかなんて、誰にも分かりません。もしからしたら、明日は我が身かもしれません。

そう思うと、私もやりたいことはまだまだありますし、もっと精進しなくてはならないと思っています。

アレルギーは、もっとも私のこだわっている分野ですし、真剣に取り組んできて、最近いろいろなことが見えてきました。例えば、食物アレルギーは除去が一番してはいけないことなんだろうと考えています。

もちろん、これまでも多くの患者さんにアレルギーのことを知ってもらいたいと、13年に渡り、いろいろと書き続けてきました。

今後は、私にいつ事故や急病に見舞われてもいいように、“遺言”ということを念頭に置きながら、書いていこうかなと思っています。

いえいえ、急にそんな格調の高いことは書けませんから。あくまで、私は私の表現法で…。