学会の準備をしています。
牛乳アレルギーに関する話なのですが、前進あるのみって話題です。
生後7ヶ月の時に、ヨーグルトを食べ、発赤が出たため、牛乳アレルギーが発覚しています。
大抵、多くを摂ったために症状が誘発されているので、症状の出ない程度の牛乳の量を把握する必要があります。
生後8ヶ月に時に負荷試験を行い、途中軽く症状が出てしまいました。また2ヶ月後に負荷試験を行い、6ml程度で少し症状が出ていました。家でも摂れる量を継続摂取していただいておりました。
11ヶ月後、40ml摂れることを確認し、さらに3ヶ月後、200ml摂取できることが分かりました。
わずか数mlしか摂れなかった患者さんが、1年ちょっとで200ml摂取できたのです。
症状が出ると、向こう1年間は除去という考え方がありますが、いえいえ、1年余りで治ってしまったのです。
若いうちに、積極的に摂るようにする重要性が垣間みえていると考えています。