院内掲示はしてありましたが、2日(水)は出張のため休診となりますので、よろしくお願いします。
その講演の準備をしていますが、「食物アレルギーは金八先生?」というスライドを作りました。
金八先生とは、あの3年B組の金八先生です。多感で、反抗期だったりする高校生に対して、一人の教師が体当たりでぶつかり、生徒を正しく導いていく、あのドラマのことです。
食物アレルギーは、本来なら美味しくて、しかも栄養になる食品を食べて症状を起こす病気です。言い方が適切でないかもしれませんが、特定の食べ物に対して、グレている状態と言えるかもしれません。
そういう生徒に対して、「除去」というのは、教師が逃げ回って、適切な指導をしないということなのではないでしょうか?。それでは、金八先生ではありません。
どうするか?。正攻法で、真正面から体当たりでぶつかっていくことだろうと思います。それでこそ、金八先生!。
かと言って、過剰な指導(治療)に対しては、生徒(病気)も過剰に反応してしまいます。これがアナフィラキシー です。適切に指導(症状が出ない程度を食べさせる)して、生徒(病気)を刺激しすぎないようにし、徐々に正しい方向に導いてあげる(食べられるようにする)ことが大切です。
こう言われると、「金八先生なのかな」って思えてきませんか?。