先日、午後が休診の水曜日に、ある勉強会を行いました。
今年はコロナ禍で学会が開催されません。学会があれば、日本の第一人者から最新状況を吸収できたり、知り合いの先生と情報交換もできます。日々の診療の疲れをリフレッシュできたりもします。
今年は、これが全くと言っていいほどないのです。まあ、近頃はオンラインで学会が行われるようになりましたので、そうやって刺激を得ることもできるでしょう。
タイトルの勉強会とは、薬のメーカーの担当者に来てもらい、薬に関する説明をしてもらうのです。最近は、何度か行ってもらっています。
具体的には、アトピー性皮膚炎の治療薬とか、ニキビの薬ですね。
ニキビなんかは、青春のシンボルとかいって、大人は「仕方ない」なんて思っていますが、本人は異性の目も気になるし、真剣に悩んでいます。患者と家族の病気の捉え方のギャップが激しいのです。
すぐに治るような魔法の薬はありませんが、洗顔の他に治療薬がありますので、継続的に行うべきでしょう。アレルギーは早期発見、早期治療がカギだなんて書いていますが、ニキビもこじれて、皮膚が荒れてしまう前に手を打つべきだと担当者が言っていました。
当院のスタッフも、調剤薬局も一緒に最新の知見が得られるので、今後も勉強会は受けていこうかと考えています。