気がついたら、いつの間にか11月。
急に寒くなってきましたが、晴れの日は気温も少し上がるので、寒暖差があります。それで影響を受けるのが、咳と鼻かと考えています。
ぜんそくがあったり、ぜんそくの一歩手前の患者さんが、軒並み調子を崩しています。夜間に咳き込むとか、咳で目覚めるとかしています。
きっと、「点滴が必要です」とか言われて、泣く泣く点滴をしている患者さんもいると思いますが、当院では長らくぜんそく患者さんに点滴はやっていません。日頃から悪化させないようにしているので、点滴が必要な状態に陥らないのです。
でも、たまに吸入するお子さんはいます。聴診器で軽くゼーゼーしていて、吸入した方がいいかなと考えるケースでです。
ぜんそくがあると、アレルギー性鼻炎を合併していることが多いので、「鼻も止まらない」というお子さんが目立ちます。
逆に、咳や鼻が長引く場合、ぜんそくやアレルギー性鼻炎を疑うべきでしょう。延々と“風邪薬”が処方されている患者さん、結構います。