食物アレルギーにおいて、「陽性」って言葉がよく使われます。
まず、抗体価が0から6の7段階あり、0は「陰性」、1は「偽陽性」、2以上が「陽性」とされます。
そして、負荷試験結果も「陰性」と「陽性」で分けられます。負荷試験をやって何ともなければ「陰性」、症状が出れば「陽性」と判定されます。
食物アレルギーは、食べて症状が出れば、「食物アレルギーあり」、症状が出なければ、「食物アレルギーなし」と判断されます。
ですから、負荷試験における「陽性」は、食べてはいけないことを意味しています。ところが、抗体価については、「陽性」であっても、食物アレルギーの可能性を示すものであって、症状が出るとか、食べられないことを意味していません。
もしかしたら、多くの患者さんが、「陽性」という言葉に惑わされているのかもしれません。
ぶっちゃけ、医師自身が抗体価の「陽性」を食べられないと判断して、患者さんにそう指導していることすらあります。
「陽性」という言葉にご注意ください。


