水曜の午後は、院外活動に力を入れています。
昨日も講演でした。最近は、食物アレルギーは除去してはいけないんじゃないかとお話しさせていただいています。
ぜんそくやアトピー性皮膚炎は内服や軟膏を使い治療しますが、食物アレルギーでは薬を使わないことが多いです。
もちろん、じんましんが出れば、抗ヒスタミン薬を飲ませるし、アナフィラキシー ではエピペンが第一選択となります。
しかし、「食べる」という意味では、何も必要とせず、食べて慣れさせていく感じです。いや、アレルギーの原因である「アレルゲン」が“薬”と言えそうです。
食べることが、“薬”となり、治療になるということを理解していただければ、食物アレルギーを攻略する方向で前進できると考えています。