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鬼舞辻無惨のように
2020年12月08日 更新

「鬼舞辻無惨」は鬼滅の刃に出てくる鬼の大将ですね。

先日、23巻を入手し、読んでいます。お読みになった方も少なくないと思います。最終巻なので、最終的には無惨に打ち勝つのですが、そう易々とは死なない、死なない。

最近は、鬼滅の23巻が話題になっていることもあり、アトピー性皮膚炎の話をする時に、「鬼舞辻無惨のように」という例えを使っています。

アトピー性皮膚炎の治療は、「敵を再起不能にすること」と言っていいかと思います。よく書いていますが、ステロイド軟膏を数日塗って、よくなったら塗るのをやめると指導している医師はとても多いですが、じきに悪化してしまうのは、「敵を再起不能にしていないから」なんです。

だって、鬼舞辻無惨ですからね(笑)。そんなやり方をしていては、23巻では到底終わりません。

全国津々浦々、先輩医師が後輩医師に対し、「薄く塗って、よくなったらやめる」という指導をしているように思います。後輩もステロイド軟膏をおっかなびっくり使い、先輩医師の指導を疑いもしない、ということが行われてきているのだと思っています。

そうやって、アトピー性皮膚炎を“せん滅”させることをしてこなかったように感じています。

そもそも、アトピー性皮膚炎なのに“乳児湿疹”などと誤診されているケースも極めて多いのも現状です。誤診により、適切な治療が行われないでいる。

鬼舞辻無惨をやっつけるためには、鬼滅の刃の話のように鬼殺隊のメンバーが総動員で戦わなければ勝てません。

こういう比喩で、伝わる人が増えるといいなと思っています。