今日の夜から大雪の予報が出ています。
家の周りにはほとんど雪のない状況で、にわかに信じがたいのですが、最近の予報は合うので、警戒しています。
昨日も触れましたが、食物アレルギーは“除去”が良くないと確信しています。今日触れたいのは、気持ちの問題です。
長年除去していると、その食べ物を口にすることに想像できないような恐怖心が伴うように思います。
患者さんは口々に、食べて具合が悪くなったことが思い返されるといいます。食べれば、徐々に食べられると頭で分かっていても、体がついてこないということなのでしょう。
これは年齢や除去の期間と関係がありそうです。もちろん、患者さんの性格的な面もあるのだろうと思います。
少しずつ食べれば、前に進んでいく。食べないと、まったく前に進めないということなのでしょう。
これを避けるには、0歳、1歳から食べさせて、食べることが当たり前のようにすることが重要でしょう。
それと、負荷試験をして食べられる量を確認していくのですが、絶対に強い症状は起こさせないこと。そうすれば、また食べられなくなってしまいます。
今年実感できたことは、食物アレルギーは、精神面がかなり重要なファクターであること。あまりに食べさせようと、こちらが躍起になると、ハラスメントになってしまうかもしれません。
繰り返しになりますが、0歳、1歳など低年齢から食べさせていくと、スムーズにいくと思います。