小児科 すこやかアレルギークリニック

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橋渡し
2021年01月07日 更新

アレルギーは、早期発見、早期治療がカギだと言っています。

アレルギーは往々にして、症状がハッキリと出てから診断されることが多いと思います。その状況では、早期介入のタイミングを逃していると思います。

アレルギーとは限らないでしょうが、日本の第一人者の先生は大学病院や、有名な専門病院に所属しています。いわゆる「最後の砦」というような施設にいます。

ということは、こじれたり、かなり重症の患者さんが訪れるところと言えなくもありません。

アレルギーの発症しかけの状況を診るのは、だいたい開業医の役目です。しかし、開業医はアレルギーに関心のない人が多く、そもそもアレルギーを早期発見しようという医師もほとんどいないため、そこが問題だと考えています。

長年、アレルギーに携わってきて、アレルギーの攻略には早期介入が欠かせないことが大切だと気付きました。しかし、オピニオンリーダーの日本の第一人者は診たくとも診られない立場にいるため、最も肝心の乳児期のタイミングが放置されていると思っています。

となると、誰かが乳児期が早期介入のタイミングであり、それが最も有効であることを日本の第一人者に知ってもらう必要があると考えています。

その橋渡しのお手伝いができたらいいなと思っています。