小児科 すこやかアレルギークリニック

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急増
2021年01月15日 更新

昨年出たデータによりますと、木の実アレルギーが急増しているそうです。

食物アレルギーの原因食品として、「卵」、「乳」、「小麦」は3大アレルゲンとして有名で、4位はピーナッツでした。

ところが、昨年の論文では「木の実」が4位に上がってきています。

「木の実」というのは、クルミやカシューナッツ、ヘーゼルナッツ、アーモンドなどを指します。ピーナッツは土の中になるものであり、「木の実」ではありません。

ネットの記事によると、健康志向を背景にクルミの輸入量は10年前に比し、倍増しているそうです。となると、クルミを食べて、アレルギー症状を起こす人が増えてきます。

当院では様々な食品の負荷試験を行っています。卵、乳、小麦といった3大アレルゲンのほかに、ソバやエビ、魚卵、ヤマイモ、ゴマなど何でも負荷しています。

基本的には、採血でクラス2以上のお子さんに対して、実施しています。講演でもよく話していますが、当院の負荷試験の結果をまとめると、負荷試験の陽性率が高いのが、ダントツにクルミなのです。

アナフィラキシー も起こし得るため、注意すべき食材だと思っています。昨今のクルミアレルギー増加を受けて、特定原材料表示にクルミを追加するようです。

現在では、卵、乳、小麦、ソバ、ピーナッツ、エビ、カニの7品目ですが、それにクルミが加わる予定です。

ごもっともな動きだと考えています。クルミの摂取には、ご注意いただければと思っております。