現在、学会の準備中です。
昨年もオンラインで発表を何度か行いましたが、今年もそうなりそうです。パワーポイントでスライドを作成し、音声も一緒に録音して、アップするだけ。
学会発表は時間との戦いで、緊張しいの私にはあらかじめ原稿を書いて、読むだけのこのタイプの発表は性に合っているようです(汗)。事前に強調したいことを原稿に盛り込んでおけばいいので、言い忘れもなかったりします。
今回の発表は「食物アレルギーを減らすために」なんて感じになっています。田舎の開業医が発表するようなことではなく、壮大なスケールとなっています(笑)。
ただ、今年で食物アレルギーに専門的に取り組み、負荷試験をやるようになって20年になります。専門医の中でもそれなりにベテランの域と言えるのかもしれません。
そんな私でも、こだわって築いてきたものがあります。私なりの分析で、当院のデータをまとめたものを発表予定です。
ちょっと触れると、アトピー性皮膚炎は食物アレルギーを合併しやすいため、早期に診断し治療すれば、経皮感作を減らせる可能性があります。ただ、ほぼ完璧に治療しないと、しかもかなり早期から介入しないと難しいようです。
経皮感作を起こしてしまっても、早期から食べさせれば、たいてい大丈夫です。ポイントは下手に除去しないこと。
アトピーにしても、食物アレルギーにしても、攻めて攻めまくれば、結構落ち着きやすいものです。締め切りが近いので、気を引き締めて頑張ります!。