小児科 すこやかアレルギークリニック

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2021年03月08日 更新

まもなく4月にオンラインで開催される学会のスライドの締め切りです。

スロースターターの私は、現在悪戦苦闘中です(汗)。 内容は、ちょっとだけ触れると、抗体価が高いと除去と言われがちですが、少しずつ食べさせる努力をしてきた当院での経過を振り返ったものになります。

当院は段階的に食べさせていくため、一人当たり複数回の負荷試験を行うことになります。一度に多くを食べさせてしまうと、アナフィラキシーを起こす可能性も出てきますので、段階的に負荷試験をして確実に食べ進められることになると思っています。

このように気をつけて負荷試験をやっていくと、症状を起こすリスクを低下させることができます。患者さんは気分よく食べられるのではないでしょうか?。

今回の検討でも、それなりの回数の負荷試験をやることになります。何も起きなかったことが多いのですが、一部で蕁麻疹や咳などのアレルギー症状をきたしました。

集計することにより、どれくらいの確率で症状が起きたとか、起きなかったとかが分かります。そして、最終的に何割が除去を解除できたのかということも分かります。

日頃から当院に通っている患者さんが多いので、食物アレルギーの何割が治り、何割が治っていないということも判明します。

別の学会の準備もしないといけませんが、興味深いと思ってもらえる内容にしたいので、全集中したいと思っています。