来月開催される学会のスライド提出が迫っています。
もうまったく余裕なんてありません。当院の自主開催している「すこやか健康フェア」の講師も務めていただいた成育医療研究センターの大矢先生が会長の学会なので、盛り立て役というと言い過ぎですが、学会発表をして少しでも議論のきっかけを作れればと思っています。
いま、チカラを入れているのは、食物アレルギーの発症予防です。多くが皮膚から経皮的に感作すると考えており、皮膚をしっかりと治療することで、感作を減らすことができます。
受診が遅れれば遅れるほど、経皮感作が進むことが多く、食物アレルギーが悪化する可能性があります。では、超早期から治療すればいいのか?。
それは間違いではないと思いますが、必ずできるかと言えば、難しいのではないかというのが私の考えです。いまは、発症予防がもてはやされているようですが、限界があるのではないかと考えています。
卵、乳、小麦アレルギーは早期から食べさせると、だいたい治ります。しかし、のちにピーナッツやイクラなどで症状を起こすケースも出てきます。
他にも、短い発表時間の中でいろいろ当院のデータを示そうとスライドを鋭意作成中です。他にもやることはあるのですが、ほぼかかりっきりです(汗)。
あー、早く楽になりたい…。


