小児科 すこやかアレルギークリニック

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私の一日
2021年07月14日 更新

当院は、午前中に食物負荷試験を行っています。

一般診療をやりつつ、同時並行で数人の食物負荷試験をやっています。負荷試験で患者さんが症状が出た時に、診療は中断しますが、症状を起こらないようにしているため、中断することはまずありません。

別の理由で、診療が中断することはあります。それは「水イボ」です。

多くの小児科医、皮膚科医が「放っておけば治るから」と説明していますが、放っておくと増えることが多いと思います。経験上、消えることはほとんどありません。

水イボの治療は、ピンセットでつまみ取ることですが、当然痛いので、麻酔のテープを貼って痛くないように工夫しています。取るべき水イボは患者さんによりけりです。

2、3個だったり、100個以上だったり。顔、とりわけ目の周りなんて泣きたくなります。これも「顔は如何しようもない」と言う医師も多いようですが、逆に取らなければいけないはずです。

午前中の診療に最近は、新型コロナのワクチンも含まれます。診療の合間に組み込んでいます。

午後になると、予防接種や乳児健診があり、新規受診のアレルギー患者さんに時間をかけて説明しています。それから「発熱外来」をやっています。

その「発熱外来」。昨日のネットニュースにあったように、RSウィルス感染症が今年は爆発的に多く、400倍なのだそうです。

さすがに2、30人の受診があると、2時間ほどかかります。多くがRSウィルスの可能性あり、見逃さないように注意して診療していますが、いつまでたっても終わらず、もう辛い修行のようです(汗)。地元にRSウィルスが蔓延しており、発熱外来はずっと多い状態が続いています。

夜は夜で、立て続けにある学会の準備をしています。早くのほほんとできる状況になって欲しいです。