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小児医療崩壊?
2021年07月27日 更新

「医療崩壊」、昨年からよく聞く言葉だと思います。

言わずもがな、新型コロナウィルスでよく使われるキーワードです。新型コロナで入院する患者が多くなると、病院では他の病気の治療や手術が日常的に行われていますが、それができない、できにくくなることを意味していると思います。

幸い、当地では新型コロナウィルスの爆発的な発生はないようで、そういった危機的な状態には陥っていないと思います。

ただ、当地ではRSウィルスが大流行しています。この場でもちょっと愚痴をこぼしたりしていますが、当院は新型コロナ対策として、発熱外来を設けていますが、その時間帯に多くがRSウィルスにより熱や咳の患者さんが押し寄せています。

毎日、かなりの人数の受診があり、一般診療にも影響が出ています。一般診療に来られた患者さんに少しお待ちいただいたりしています。

先日、生後1ヶ月も経っていない新生児がゼコゼコするといって受診されました。少し前に上の子がRSウィルスにかかっており、まだ生まれて間もないのにRSウィルスにかかってしまったようです。

あいにく検査でもRSウィルスが検出されました。咳がひどく眠れないこと、体に取り込む酸素を調べると低下していることから、病院に入院をお願いしようと思いました。親御さんも仕方ないと理解してくださっています。

まずA病院に電話すると、満杯で入院できないということでした。B病院に連絡すると、一杯のようでしたが、この赤ちゃんの入院は避けられないことを理解して、引き受けていただきました。

当地では、新型コロナではなく、RSウィルスの大流行によって小児科の医療崩壊が起きているのかもしれません。

当院で入院をお願いしているのは、RSウィルスが流行りだした2ヶ月ほど前からでも2、3人なので、それほど病院に負担をかけているつもりはなかったのですが…。

どうでしょう。よく分からないのですが、当院は咳の長引くお子さんには悪化しないように配慮しているため、その辺が作用しているのかもしれません。

いずれにしても、RSウィルスの流行が早く治ることを祈っています。