小児科 すこやかアレルギークリニック

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まだまだ2
2021年08月20日 更新

先日、隣町から患者さんが受診されました。

卵の黄身を食べて、2時間後に嘔吐したということでした。そう、消化管アレルギーです。

かかりつけの小児科を受診したのですが、なぜか卵白、ミルク、小麦が検査されていました。卵白がクラス2、ミルクと小麦はクラス0でした。

医師の見解は、胃腸炎ということでした。明らかにおかしいと感じ、居ても立ってもいらられずに当院に相談こ来られた訳です。

よく問診してみると、アトピー性皮膚炎もありそうです。今回は、卵黄による消化管アレルギーであり、アトピーの湿疹から経皮感作を受けて、卵白もクラス2に上がっているようです。卵を多く食べれば、通常の卵アレルギーの症状も起こし得ると思います。

専門医でも見解が分かれるかもしれませんが、アトピー性皮膚炎は軽微ですが、アトピーの治療をしつつ、症状を起こさない程度に卵黄も卵白も食べさせていこうと考えています。

乳児期の湿疹はアトピー性皮膚炎であっても“乳児湿疹”などと診断されていることが多く、経皮感作もしてしまっていることも多く見かけます。消化管アレルギーも“胃腸炎”と言われることもかなりあります。

ただ、この医師がとりわけ不勉強という訳ではなく、こう診断している医師はまだまだ多いと思われます。

医師の間に広まって欲しい、必須な知識だと考えています。