先日のニュースで、日本のワクチン接種率がアメリカを超えたと報道されていました。
あれだけ先進国の中で遅れていたのに、一気呵成のスパートが凄かったです。これは菅内閣の良かった点のひとつだろうと思っています。
最初は、コロナワクチンが超低温で保管する必要があり、開業医や小さな病院では扱いきれず、大規模接種会場が設置されて、医師や看護師がかり出されて高齢者から接種を進めていきました。
今では、当院のような開業医でも12歳以上の若い世代でも接種ができるようになりました。コロナの診療では、医師会が協力的でなく、大病院の医療関係者が出口の見えないトンネルに入り込んだかのように疲弊してしまっていることは、多くの方がご存知だろうと思います。
最近では、ワクチンに関しては、多く医療機関が接種を行なっていると思います。協力的でなかったのに何故?と考える方も多いだろうと思っています。
実は、ワクチンを打てば打つほど、かなり高額のインテンシブ報酬が支払われることになっています。診療の他にかなり時間が取られるので、成功報酬は支払われて当然だと主張する医師も多いと思います。
個人的には、それならコロナの影響で減収につぐ減収で困っている家庭に配るなりした方がいいのでないかと思っています。おそらく政府ですら医師会に強い態度は取れず、守られている気がします。
この場で政治的なことは触れるつもりはないのですが、さすがに不公平感が強く、政府にはよりバランスよく、守るべき人達を守って欲しいと願っています。