小児科 すこやかアレルギークリニック

クリニックからのお知らせ

病院からのお知らせ

10月21日は休診
2021年10月15日 更新

コロナの影響で講演活動も縮小気味でした。

最近の感染縮小もあり、また活動ができるようになってきました。

アレルギーの世界は、この15年ほどで大きな変革期を迎えました。医師会は、「お医者さんを信じなさい」という立場のようですが、専門の医師でないと新しい流れについていけない印象があります。

医療の世界は、診察室で完結することが多いと思います。医師から言われたことを信じるほかありませんが、信じても裏切られることは結構あります。そういう現実から考えると、専門医からの情報発信は重要だと思っています。

例えば、食物アレルギーは除去が一番良くないと実感していますが、巷では「これまでずっと除去という対応をとってきて、問題がなかった」と考える医師はまだまだ多いです。保守的な医師は多いため、ついつい除去とされてしまいます。

除去が長いと、それが当たり前になってしまうし、食べることが怖くなってしまいます。食べられるもしくは、治るチャンスをみすみす潰しているのではないかと感じています。

食物アレルギーにおいて、食べる、食べないは根本的な問題であり、場合によっては、そこからボタンの掛け違えが生じます。食物アレルギーが重症化してしまえば、治すことは非常に困難となります。取り返しのつかないミスをすることもあります。

であれば、院外で私の話を聞きたいという人がいれば、場合によっては医院を休診にしてでも行く価値があるのだろうと考えています。

休まない方が経営面では有利でしょうが、お金に左右する医者にはなりたくないと思っています。

ということで、たまに休診になってしまうことに対し、ご理解いただければと思っております。