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2021年11月22日 更新

小児科は、子どものあらゆる病気をカバーしなければなりません。

内科は、呼吸器内科、循環器内科、神経内科、内分泌内科、腎臓内科など細分化しており、内科医は自分の専門分野でないと、「この分野が専門の〇〇先生に紹介しますね」と言ってくれます。

ところが、小児科も似たような状況であるにも関わらず、紹介されないこともあるので、とても厄介です。

例えば、心雑音が聞こえたら循環器が専門の小児科医に紹介したりします。白血病なんて見つかれば血液の専門医に紹介されます。

このように命に関わる恐れがあると、小児科医はすぐに紹介状を書きます。そういう意味では、アレルギーは理解に欠けるケースを多々みてきました。

どういうことかと言いますと、小麦でアナフィラキシー を2回繰り返していました。にも関わらず、専門医に紹介されることはありませんでした。

おそらく食物アレルギーといえば、「除去」と言っておけば、それで事足りるとでも考えているのでしょう。小麦は治りやすいので、いかに早期から食べ慣れさせていくかがポイントだと考えています。

敢えて言えば、専門医への受診が遅れれば遅れるほど、治りづらくなっていくものと考えていただいて構わないと思います。

食物アレルギーは「自分の手に負えないから、専門医に紹介しよう」とならない分野の第一位なのではないかと思えるくらいです。

となると、親御さん達が「アレルギーこそ、専門医に早くかかった方がいい」という知識を持っていただくのが一番だろうと思います。しかし、何人の医師から診てもらっても、アレルギーとは診断されないないことすらあります。

令和になってもこの課題は、とてもクリアされにくい問題のように思えてきました。