巷では冬休みに入ったようです。
当院はもう少し仕事しないといけませんが、負荷試験を受ける子ども達の年齢層が一気に上がりました。通常は乳幼児なのですが、小学生が増えたという印象です。
となると、重症な卵アレルギーやナッツ類のアレルギーに対する負荷試験をやるなどとなります。
年長の重症な卵アレルギーの場合、負荷試験をやると腹痛が多く見られる印象です。一般的にはじんましんなどの皮膚症状や咳などの呼吸器症状が多くなるのですが、卵アレルギーでは「気持ちが悪い」とか「お腹が痛い」という訴えがよく聞かれるようです。
先日、小学生にカシューナッツで負荷試験を行いました。ピーナッツやクルミなどよりもカシューナッツで腹痛が多い印象を持っていますが、この時もお腹が痛くなり、元気がなくなるという状態に至りました。
私の中では、腹痛は重症な卵アレルギーとカシューナッツで見られやすいように感じています。