小児科 すこやかアレルギークリニック

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どれだけ早く
2022年02月07日 更新

当院は、開院当初から食物アレルギーにこだわった診療をやってきました。

食物アレルギーに対し、負荷試験をやって食べさせていくことをやってきた訳ですが、今はいかに予防していくかにシフトしてきたように感じます。

開院の頃は経皮感作という概念は知られていなかったですが、いかに経皮感作を減らすかがポイントだと実感しています。

以前の学会でアトピー性皮膚炎の湿疹は、生後1ヶ月までに53%、生後3ヶ月までに85%が発症すると発表しました。多くの人があまりそういう視点を持っていないように感じていますが、食物アレルギーを減らすには、生後3ヶ月までに介入を始めたいところだと思っています。

たまに生後1ヶ月の時点で、卵アレルギーに傾いている赤ちゃんもいます。生後6ヶ月を過ぎても卵などの感作を受けていない赤ちゃんもいます。特に重症なアトピー性皮膚炎だと複数の食品に感作を受け、クラスも4以上となりやすいと感じています。

やはり数字が高いと、少量で反応してしまうとかあります。早くから治療すると、クラス4以上にはなりにくいようです。

食物アレルギーとアトピー性皮膚炎は切っても切れない関係にあり、早く介入した方がいいという考え方は、まだまだ一般的ではありませんが、とても重要なポイントであると考えています。