既に今年、全国学会が開催されていて、当院のデータを公表しています。
2019年の1年間に、当院で卵、乳、小麦の負荷試験を実施した患者さんが、どれくらい治っているかというものです。
卵であれば、卵焼きやスクランブルエッグを1個食べられたかどうかを評価しています。集計してみると、食べられるようになったグループと、まだ食べられるようになっていないグループ。そして途中で通院のなくなった群の3つに分けられrます。
通院のなくなった群というのは、引っ越したり、遠路で地元に紹介状を書いてくれというケースもありました。それ以外は、もともとが重症で、食べられそうになく、通院しなくなったと考えるかもしれませんが、そういう人は少なく、通院してくれれば治る可能性が十分あるのに、通院が途切れてしまっているような人が結構います。
今回は、この通院のなくなったケースは評価から除外させていただきました。
2019年の1年間で負荷試験を行っているのは、2015年とか2018年から通院していて、2019年にも負荷試験に挑戦しているような患者さんも含んでいます。
結果は、卵の場合ですが、89.2%が解除になっていました。どうでしょう、これは高い数字なのか、高くないのかは人によって変わるかもしれません。
私は全員治すことを目標にやっているので、満足できるものではありませんが、改めて考えると、2019年の1年間に負荷試験を受けた全員のうちの9割近くが治っていることを考えると、悪くないのかもしれません。


