小児科 すこやかアレルギークリニック

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吸いつく肌
2022年03月15日 更新

最近は、毎日乳児アトピー性皮膚炎の患者さんが受診されます。

早いタイミングで受診してもらえるのが一番いいですね。おそらく治療のタイミングが遅れれば遅れるほど、治りにくいし、食物アレルギーも合併します。

受診された時に、ガサガサして痒がっていた肌が、ものの1週間で吸いつくような肌にかわってくれます。

もちろん、親御さんも喜んでくれますが、病気がそうさせていた訳で、これがこの子の本来の肌だったのです。

この喜び、驚きを忘れてもらいたくはないですね。このいい状態は維持したいものです。真面目に手間をかければ、維持はできます。もちろんサボれば、維持できなくなります。

いい状態を維持すればするほど、皮膚も安定すると思います。悪化しにくくなると感じています。時々、治療をサボり、引っかき傷だらけ受診される親御さんもいます。これは予防できたものだと思います、

アトピー性皮膚炎の治療には、維持しようとする努力は欠かせないと思います。