先日、遠方から卵アレルギーのお子さんが初診されました。
年齢はタイトル通り、もうじき3歳です。話を聞いてみると、かなりできあがっている印象を持ちました。
何がと言えば、気持ち的にです。親御さんや周囲の大人が「食べてはいけない」と言い続けると、お子さんは洗脳されてしまいます。
本来、美味しいはずの卵料理が「自分にとっての敵」だったり「食べてはいけないもの」になってしまうのです。
おそらく長い間除去していればいるほど、その壁は厚く、高くそびえたものになると思います。
その壁が薄くて、高さもなければ、いとも簡単に打ち破ることができると感じます。その一方で、頑丈になればなるほど、突破は困難になります。
印象として、男の子よりも女の子の方が難しい気がしています。今回は女の子でしたので、どうでしょうか?。
物心がつく前なら、壁はほぼありませんので、対応しやすいことを強調させていただきたいと思っています。