昨日は、来客がありました。
当院の治療方針をお伝えすべく、急遽説明用のスライドも作成しました。
2年前に来客があった時も、説明用のスライドを作ったのですが、その先生はアレルギーが専門ではありませんでした。今回は専門の先生なので新たに作るしかありませんでした。
自分で資料を作ってみていて、いかに早期に食べさせているかと再認識しました。やはりこれに勝るものはないと確信しています。
食物アレルギーは、早い時点では病気が“寝ぼけている”状態なので、食べて刺激を与えると、食べられるように素直にたなびくという感じなのだろうと考えています。
おそらくそのタイミングを逸すると、食物アレルギーはどんどんこじれて、治りにくくなっていくものを考えます。いまだに「除去、除去」という風潮には危機感を覚えます。
やはり開業医が、私がここで述べたような認識を持ってもらい、早期に食べさせるアドバイスをできるようにならないと食物アレルギーは減っていかないのだろうと思っています。
何とか食物アレルギーに関心のある仲間を増やさないといけない、そう考えています。