水曜午後は、院外活動にチカラを入れています。
昨日は150キロ離れたところに出掛けてきました。
食物アレルギーに関する話をしてきたのですが、私の中では「除去」しても何も解決しないと考えています。
確かに食べないことで、アレルギー症状を起こさないということが可能となります。それは大事なことですが、私の場合、食物アレルギーを治すことまで考えています。
大きくなると、負荷試験をやろうとしても怖がって食べないお子さんによく遭遇します。少しずつ食べさせていくことで病気を治すことができると思うので、食べることに必要以上に恐怖心を与えることには断固反対です。
例えば、食べると死んじゃうかもしれないなどといったことは、言わないほうがいいと思うのです。
食物アレルギーが重症であればあるほど、食べてはいけないと教育してきたと思うのですが、その方針は一定の成功をおさめてきたと思います。
ただ、食物アレルギーを治すという視点も含めると、果たしてそれでいいのかと考えるようになってきました。難しい問題だと思っています。