水曜午後は、院外活動に勤しんでいます。
食物アレルギーの講演が毎週あり、周囲の関心の高さを実感しているところです。
先日も話し終わって、ある先生からこんな話を伺いました。
夕食後まもなく口の中が痒くなって、少し様子を見ようかと思っていて、たまたま鏡を見た際、まぶたが腫れていることに気づいたそうです。
私の講演を聞いたことがあったので、これは食物アレルギーだと考え、夜間だったために救急外来を受診したのだそうです。点滴治療を受けて、帰されたようです。私の話が少しはお役に立ったようで、光栄に思います。
ただ、原因食品の精査が行われておらず、そこはちょっと不満です。確かに内科で食物アレルギーに対応できるドクターはほぼいないので、難しい問題だと思います。地域の方なので対応しますけれど…。
食物アレルギーは決してまれな病気ではないと再確認できたところです。


