小児科 すこやかアレルギークリニック

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クラス5
2022年07月05日 更新

先日、小麦を食べてアレルギー症状を起こした赤ちゃんが当院を初めて受診されました。

生後まもなく湿疹があり、皮膚科に現在も通っているそうです。

食物アレルギーは、そのほとんどが経皮感作によって起こると考えており、アトピー性皮膚炎とは診断されていないことがほとんどです。

残念ながら、アトピー性皮膚炎の診断が苦手のようです。その結果、何が起こるかというと、湿疹を消す治療をしなければいけないのに、湿疹が残り続けてしまいます。

湿疹の程度が重く、残り続ける期間が長くなければ、クラス5まで上がることはないと思います。当院には食物アレルギーの患者さんが多く受診されていますが、小麦クラス5は最近ではほとんどみることがありません。

良心的な小児科の先生から紹介があったのですが、その時食べた小麦とミルクのみ検査されていました。

食物アレルギーは卵が最多で、乳も小麦も頻度が高い食品ですが、卵も調べる必要があり、ソバやピーナッツ、魚介類なども上がっている可能性があります。おそらくこの辺の検査で現在の食物アレルギーの有無が判断できるのではないかと考えています。

小麦にばかり目が行きますが、元を辿ってアトピー性皮膚炎の湿疹の悪い状態が長かったと考えられれば、冷静に他にアレルゲンがないかと考えることは必要な対応だと思います。