小児科 すこやかアレルギークリニック

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すこやかアレルギー
2022年09月09日 更新

静岡県で3歳児がバス内に取り残され、熱中症で亡くなるという痛ましい事故が起こりました。

水筒の水を飲み干し、上の服を全部脱いで暑さに対抗していましたが、命が失われてしまいました。私にとってもショッキングな出来事で、昨日も診療していて、3歳くらいの子をみると、思い出してしまいます。

その事故に関してネットの書き込みで、こんなことが記載がありました。4歳の子を持つ親御さんの書いたものでした。

その親御さんは4歳の子に対し、もしバスに取り残されたら、運転席に行き、ハンドル中央のクラクションのボタンを押し続けるよう教えたのだそうです。

エンジンがかかっていなくても鳴りますし、大声を出したり、窓を叩いて体力を消耗する必要もありません。大きな音なので、周囲の大人は気づいてくれるはずです。

親御さんは実際に家の車のクラクションをお子さんに鳴らさせてみて、大きな音がするけれど押し続けるよう指導したそうです。

こんな事故がなるなるよう祈るばかりですが、いなくても今日は休みなんだと決めつける園もあるようですし、自衛の手段として有効かもしれないと思いました。