もう10月。
30度越えなんて報道もありますが、確実に秋になってきている印象もあります。
秋は、四季の中では最もぜんそくの調子を崩しやすい季節と言われています。寒暖差や台風による気圧の変化などが指摘されています。
ぜんそくは発作を起こせば、咳き込み、息苦しくなることが分かっています。そうならないようにする必要があります。
つまり、日頃から予防することが大切です。これは患者さんを管理する側のドクターには個人差があるようです。咳が止まったからじきに治療というか予防をやめてしまう人もいます。
個人的には、日頃の咳の出やすさをよく観察し、気配があればしばらく予防を続けたほうがいいと考えています。
最近調子が良くても、悪化しやすい秋には治療を中止することはあまりしません。入院したことのあるお子さんは尚更丁寧に進めていく必要があろうかと思います。
普段から予防にチカラを入れているため、当院の患者さんは悪化することは少なくなっていますが、朝晩の咳き込みを心配して受診される方も増えてきました。
油断せずにお子さんの咳の状態をよく観察していただきたいと思っています。