アレルギーは、慢性疾患になります。
治療のポイントは、日頃から症状を安定した状態に維持することに尽きると思います。
こちらとしては定期的に経過をみて、安定しているかどうかを確認したいと考えますし、親御さんからするとできるだけ受診間隔を広げて欲しいということなのだろうと思います。
アトピー性皮膚炎の場合、軟膏薬がなくなっているであろう期間を経て受診される人もいます。
意外と安定していてホッとするケースと、悪くなっているケースがあると思います。
おそらく前者は、症状が安定していて、多少間隔が開いても問題ないのだろうと思いますが、後者は悪くなって受診されるので、症状を安定した状態を維持するという点で目標を達成していないことになります。
安定させていないので、いつになっても症状が落ち着くということは難しいのだろうと思います。このパターンだと戦略の練り直しが必要になると考えます。