小児科 すこやかアレルギークリニック

クリニックからのお知らせ

病院からのお知らせ

0歳への対応をどうするか?
2022年12月07日 更新

昨日は、ワールドカップを観たため、朝はギリギリでこれを書く時間がありませんでした(笑)。

食物アレルギーは数年ごとに全国調査が行われています。それでよく見るデータなのですが、0歳から80歳までの食物アレルギーの見られる年齢分布というものがあります。

0歳が最多になっており、1歳、2歳、3歳と徐々に低下していきます。ご覧になったことのある方も少なくないと思います。

ということは、0歳ですから離乳食で起きていると考えることができます。

1歳以降は減っています。それは治りやすいからと説明されますが、もちろん食物アレルギーの存在を知り、除去しているから症状を起こさずに済んでいるという親御さんの努力をも浮オているのではないかと考えています。

個人的には、軽症の患者さんは治りやすく、厳密な除去をしていないため、加工品などを食べているから治っているのだろうと考えます。1歳以降は減っているので、さらに減らすにはどうしたらいいかを考えたいところです。

それよりも何よりも0歳時に発症して、親御さんはビックリされるのでしょうが、それを減らすべきだろうと思います。0歳を減らせば、1歳以降は今よりも減らせるんじゃないかと思うからです。

0歳への対応をどうするかがカギなのは間違いないと思っています。