少し前に子ども達の8.8%が発達障害の可能性があるという記事を紹介しました。
今回は大人の発達障害のグレーゾーンに関する記事を見つけました。とても重要な指摘だと思っています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/8d45d1d978769aed6bd34608d41cddda596e418e
今回もアレルギーと絡めてみていきたいと思っています。発達障害と診断しきれないゾーンの人達を取り上げていますが、アレルギーに関しても、実はかなりいると考えています。
ぜんそくもアトピー性皮膚炎も症状を繰り返し、明確な症状を呈するようになってからぜんそく、アトピー性皮膚炎と診断されるのが一般的だと思います。アレルギーは早期診断という発想を持った医師が多くないので、診断できるようになるまで待つというスタンスが多いのかなと感じています。
ですから、医師によって「そろそろ診断しなくては」と考えたり、「まだまだ」と捉えたりするようです。
個人的には、早期に診断して早く症状を落ち着かせたいのと、親御さんにも治療や対応に慣れてもらいたいというのもあります。親御さんも早く症状を安定させたいという思いで、当院を受診されているようです。
今年の抱負として、グレーゾーンを減らす努力をし、患者さんに前向きに捉えていくお手伝いをしたいと考えています。