当地では、インフルエンザが大きな流行を迎えています。
ちょうど卒業式、卒園式の季節なのですが、中には参加できない人もいるようです。
お子さんの通う園や学校を聞いてみると、市の南側から流行し、北上する様子が見てとれます。まだ流行っていないところは、おそらくこれからでしょう。
コロナの影響で、この2年は全くインフルエンザの患者さんを診ることがなかったのですが、今年は「猛威を振るう」という言葉がピッタリ当てはまる気がします。
2年間流行がなかったせいか、ワクチン接種をしなかったお子さんが多いようで、それも流行に拍車をかけているのかもしれません。
コロナに比べると、ぐったりとして受診するお子さんも多いようです。ただ抗ウィルス薬があるため、治療は楽です。
今年は登園、登校許可書を書かないシステムなので、経過は把握しきれていませんが、じきに解熱しているようです。
ぜんそくのあるお子さんは、やはり咳が悪化するようです。お気をつけいただきたいと思っています。