ネットの調子が悪く、記事がアップできておらず、すみません。
少し前に言ったと思いますが、昨年の学会で当院の食物アレルギーの取り組みの演題を出したら、近隣の一部の医療機関から食物アレルギーで困った症例を紹介していただくようになりました。
その患者さん達がどれくらい解除できているのか?を検討してみようと思い、今回の演題となりました。
原因食品は卵、乳、小麦でしたが、全例が即時型症状を起こしていました。軽いものから重いものまでありました。
例えば、小麦により全身じんましんをきたした赤ちゃん。最初に紹介されてから1ヶ月後にほんのちょっと食べさせ、1ヶ月後にもうちょっと負荷し、その2ヶ月後にさらに負荷し、その2ヶ月後にうどん100gを食べられるようになりました。
初診から7ヶ月後に解除できるところまでいきました。食物アレルギーに関しては、5回の受診で解除になってことになります。
小麦アレルギーでお困りの方は、ご参考までに。