小児科 すこやかアレルギークリニック

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3年で
2023年05月30日 更新

「開業医」は、まずは「勤務医」として先輩医師から指導を受けて経験を積み、独り立ちし、その後は後進の指導に当たるのが一般的です。

それから、自分の城を持ち、独立する人が「開業医」となります。そのまま病院に残り、「勤務医」として定年退職する人もいます。

開業する理由は、医師それぞれだと思います。

私が開業を思い立ったのは、勤務医時代に週に何コマかの私の外来にアレルギーの患者さんが多く来られるようになり、蘭ェ取りにくくなり、患者さんに迷惑を掛けているのではないかと感じたことがきっかけでした。「開業すれば、毎日アレルギー外来ができる」と考えたのです。

その頃、ある人から「開業医は3年で飽きる」と言っている小児科医がいると聞きました。

軽い風邪や胃腸炎の子どもしか受診しないし、重症な子は病院に紹介して診てもらうしかないからでしょう。同じことの繰り返しで、同じ日常になると捉えている人がそう考えるのだろうと思います。

当院の場合は、開業して15年以上経ちますが、飽きたと思ったことは一度もありませんでした。

毎日楽しいことばかりではないのは事実ですが、基本的に子ども達に囲まれ、楽しい日々を過ごさせていただいております。