小児科 すこやかアレルギークリニック

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10年ひと昔
2023年06月07日 更新

当院が開院したのは15年以上前になります。

当時は卵白やミルククラス6の患者さんは時々受診がありましたが、最近はだいぶ減ったように思います。

“湿疹”が重症だと、重度の食物アレルギーを合併することが多かった訳ですが、以前は“湿疹”への積極的な治療はせずに、本人または母に卵や乳製品を除去させる「治療」が主体だったと思います。

当時は近隣の小児科で、インタールという抗アレルギー薬を食前に飲ませる「治療」をやっているところもありました。

“湿疹”の積極的な治療はしないので、「経皮感作」が一方通行的に起こってしまいます。

なので、卵白やミルクがクラス6という患児が生じやすかったのだろうと思っています。