当院を訪れるのは、アレルギーのお子さんが多いです。
ご存知の通り、アレルギーは慢性の病気でなかなか治りません。継続的な治療が必要になります。
子ども達に通ってもらうために、痛いこと、怖いことはなるべくしないようにしています。また診察室にはオモチャをふんだんに配置しており、楽しい雰囲気を作っているつもりです。
さらに診察中にお子さんに話しかけたり、かまったりなんてこともしています。
先日、小さな女の子の診察が終わって、「じゃあね」なんて言っていたら、帰るどころか、私の方にどんどん近づいてきます。
「えっ!?」と思いつつも、何をするか観察していると、手を精一杯のばし、私の頭をいい子いい子と3回撫でて、満足そうに帰って行きました。
小児科医になって初めてのことです(笑)。