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RSウィルス
2023年07月20日 更新

ヘルパンギーナやRSウィルスといった感染症が全国的に拡大しているようです。

官房長官がコメントを出していましたので、よっぽどなのでしょう。

RSウィルスは、インフルエンザやコロナウィルスのように鼻水を検体とすることで診断できます。一方、ヘルパンギーナは、水ぶくれが散在するという特徴的なのどの所見で診断します。検査キットはありません。

RSウィルスは、高熱が続き、痰がらみの咳がひどく、ゼーゼー、ヒューヒューいうこともあります。それと透明の鼻水でグジュグジュになったりします。

症状が典型的であれば、園での流行状況から「RSだろう」という卵zを立てることができます。でも確定は検査キットのなると思います。

検査キットの存在をご存知の親御さんも多く、RSならRSと診断を確定して欲しいし、園からも検査をしてもらうように言われたりして、検査を希望する保護者は多いと思います。

ご存知の方も少なくないと思いますが、RSウィルスは1歳以上だと検査費用が持ち出しとなるため、検査したがらない医療機関が多いようです。

ただ、全国的に流行しており、検査キットが不足していて、調べたくても調べられないケースもありそうです。ちなみに当地ではそこまで不足はしてないようです。

キチンと診断して欲しい保護者と、あまり検査したくない医療機関。そういったせめぎ合いがあるようです。