当院の場合、日頃からアレルギーで診ているお子さんが発熱したり、ひどい痰がらみの咳をしたりすると、RSウィルスを検査することが多いです。
すでにぜんそくがあったり、ぜんそく濫Rだと考えているお子さんがRSウィルスにかかると、呼吸困難や睡眠障害を起こす可柏ォが高まります。
日頃からゼーゼー、ヒューヒューさせないように心掛けているので、RSウィルスにかかると明らかに呼吸状態が悪化します。悪化要因は何だ?と私自身も知りたいので、RSウィルスの検査は1歳以降では自腹を切ることが分かっていても、調べるようにしています。
そうすることで、「RSにかかったから、こんなに悪くなってしまった」とか「RSじゃなくても、こんなに悪化するケースがあるのか」と自身の臨床迫ヘを上げることができると考えています。
もちろん、原因が分かれば、親御さんもホッとします。RSウィルスを検査したくないばかりに、「RSウィルスは特効薬がないので、調べなくても一緒でしょ」というドクターもいるようですが、それはちょっと違うと思っています。
当院では「原因が分かってよかった」と親御さんは口を揃えています。