先週ではなく、先々週の学会になってしまいました。
食物アレルギーの定義は、卵やミルクの抗体価が陽性ということではなく、食べてアレルギー症状が出るものと定義されています。
それが口周りの発赤程度ならまだしも、全身じんましんとかアナフィラキシー ショックであれば、患児が乳児または小さなお子さんの場合、保護者が食べさせるの怖くなってしまいます。
そして周囲の大人が「除去、除去」とお子さんに言い続ければ、お子さんが食べられないように「洗脳」していることになります。
実際、抗体価が高く、アレルギー症状を起こすと医師も除去と言うことが多いです。つまり、「周囲の大人」に医師も含まれてしまうということです。