上越市内の学校では、新学期になったら食物アレルギーの校内研修会が嵐閧ウれているようです。
つい先日、学校でじんましんが出たお子さんが、朝にかかりつけ医にじんましんで受診したにもかかわらず、このままではまずいと考えた学校側が昼休みの直前に当院に電話をかけてきて「是非とも診察して欲しい」と言ってきたことをお話ししました。
親御さんの了解も得ず、いきなり当院への受診を勧められて、どんなにビックリしただろうと思います。
これは食物アレルギーに助ェな理解があれば、避けられたと思います。ただ、個人的にはお子さんを心配した上での行動であれば嫌いじゃないです。
この状況でこの学校で校内研修会をやるとなると、ちゃんと有意義な研修会ができるのだろうか?と疑問に思います。
昨年11月に市内の学校関係者に対し、私はアナフィラキシー についてお話ししました。とんでもない誤食事故が起きたので、それに特化した告ャにせざるを得ませんでした。
本来、食物アレルギーの注意点などをお伝えしたいのですが、それができていないので、市内の学校は情報不足は否めないと思います。
教育委員会のKさんに「こういうことをお伝えしたい」と伝えたのですが、色よい返事はもらえず。
市内で情報不足により、いろんなことが起きるだろうと推測しています。