私が医者になった頃は、何でも除去という時代でした。
赤ちゃんの「湿疹」の治療のために母親の食べるものまで除去していました。
それ以前の話は知らなかったので、「食物アレルギー、昔」というワードでググってみました。
1970年から80年にかけて、ミルクを飲んで嘔吐や下痢、血便、ショック症状を呈するケースが世界的に増えたとあります。ミルクを中止すると改善することも気づかれていたそうです。
何が起きているか推測はされているものの決め手はなく、1980年頃から特異的IgE抗体が調べられるようになったとあります。早期から陽性となるため、乳幼児の食事制限、妊婦の食事制限が全盛期を迎えたと書いてありました。
おそらくこんな感じで、私の知る対応になっていったのかなと考えています。