昨日、「見た目に症状はないが、潜在的に炎症が残っている状態」と「正常な皮膚」という話をしました。
アトピー性皮膚炎を専門としている医師は非常に少ないのが現状だろうと思います。それは小児科医であっても、皮膚科医であってもそうだろうと思います。
「見た目に…」というところにとどまる治療なら改善しきらないし、「正常な皮膚」もなっても治療しつづけると、むしろ今度は余計な作用が出てしまう。
この辺の調整はかなり難しいと思います。100人の患者さんに100人とも完璧に治療できる医師はほとんどいないのではないか?と、私のレベルでは考えてしまいます。
本当に皮膚症状を良くしたいと思う医師だけが、真剣に悩むのだろうと思っています。


