先週末、全国学会で当院のアレルギーの早期対応についてお話ししてきました。
子どものアレルギー疾患は「アレルギーマーチ」に沿って出てきます。アトピー性皮膚炎、食物アレルギー、ぜんそく、アレルギー性鼻炎の順です。
アトピー性皮膚炎は生後1ヶ月から出ることが多く、それを見逃さなければ、言葉は変ですが一網打尽にできます。
アトピー性皮膚炎を早期に見つけ、しっかりと治療し、経皮感作を受けて食物アレルギーの準備ができているところで負荷試験を行い、食べさせていくとどれだけ皮膚症状が安定し、食物アレルギーを減らすことができるのかという内容でした。
この分野では世界をリードする成育医療研究センターにいらっしゃった大矢先生も会場にいらっしゃって、アドバイスを受けることができました。
より精度を上げ、食物アレルギーを減らしていきたいと考えています。