小児科 すこやかアレルギークリニック

クリニックからのお知らせ

病院からのお知らせ

逆効果?2
2024年07月30日 更新

卵や乳、小麦などの食物アレルギーは、アトピー性皮膚炎の湿疹からの経皮感作に基づいていると考えています。

一般的な対応は以下のようだと思います。

乳児湿疹と診断され、適切でない皮膚治療が行われることが多いです。湿疹が広範囲で、長く存在すると「経皮感作」を強く、そして多食品に対して受けやすくなります。

ミルクは生後2、3ヶ月から発症することもありますが、卵や小麦は離乳食開始後に発症してきます。かかりつけ医は急に食物アレルギーを発症してきたと考え、抗体陽性を確認し、「半年は除去」などと指導されることが多いようです。

もしかして同時に検査したピーナッツなども陽性なら「除去」と言われてしまいます。