卵や乳、小麦などの食物アレルギーは、アトピー性皮膚炎の湿疹からの経皮感作に基づいていると考えています。
一般的な対応は以下のようだと思います。
乳児湿疹と診断され、適切でない皮膚治療が行われることが多いです。湿疹が広範囲で、長く存在すると「経皮感作」を強く、そして多食品に対して受けやすくなります。
ミルクは生後2、3ヶ月から発症することもありますが、卵や小麦は離乳食開始後に発症してきます。かかりつけ医は急に食物アレルギーを発症してきたと考え、抗体陽性を確認し、「半年は除去」などと指導されることが多いようです。
もしかして同時に検査したピーナッツなども陽性なら「除去」と言われてしまいます。